駅近で立地は良いのに線路沿いの物件だと電車の音がうるさくないか心配な方いませんか?
私は、線路から50メートルしか離れていないマンションに住んでいます。
この経験から「線路沿い物件」のメリットや選ぶポイントをまとめました。
線路沿い物件のイメージは、「電車の走行音がうるさい」「電車が通るたびに揺れる」だと思います。
しかし、住む線路を選べば「線路沿い物件」も悪くありません。
- ・線路沿い物件のメリットは、家賃のわりに駅に近く、フラットアクセスなことが多い。
- ・線路沿い物件のデメリットは、騒音。
- ・騒音を踏まえた物件は、路線選びが大切。
線路沿い物件のメリット
冒頭の通り線路沿い物件は、電車の音がするデメリットがあります。
しかし、メリットも様々あります。
私は世の中の人が思うほどデメリットである電車の音は気にならず、メリットの方がが大きいと思っています。
家賃・売価が相場より安い
実際、線路沿い物件は音がして、印象も良くありません。
そのため、家賃や物件価格は、ほかに比べて安いです。
私もいろいろ調べて現在の家に住んでいますが、感覚的に1割~3割くらい安いです。
家賃10万円なら1万円~2万円くらい安いケースが多いです。
日当たりや眺めが良い
線路沿いは日当たりが良いです。
電車の視界確保や安全のため、線路のまわりに高い建物が立つことはほとんどありません。
そのため、日当たりがとても良いです。
線路沿いではない駅近物件は、周りにマンションが多く日当たりが・・・ということもありますが、
線路沿いの物件は線路側の日当たりは保証されます。
洗濯物は日向で干したい方へのおすすめポイントです。
駅までのアクセスがフラット
線路は平坦なところに敷設されていいます。
多少アップダウンがあっても急傾斜ではなく、あっても緩い坂です。
そのため、線路沿い物件は、ほとんどが駅からのフラットなアクセスの場所にあります。
例えば谷のような地形にある駅周辺でも線路沿い物件は、駅からフラットアクセスが可能なことが多いです。
横浜など谷地形のが多い町ではフラットアクセスの物件は非常にレアです。
線路沿い物件の選ぶポイント
線路沿い物件もいろいろあります。
実際に線路沿い物件に住んでいる私から3つポイントをご説明します。
路線は慎重に選ぶ
電車と言ってもたくさん路線があります。
以下のような路線の線路沿いに住むのは推奨しません。
- 始発が早く、終電が遅い
- 貨物列車が通る
これは単純に騒音対策です。
始発が早く、終電が遅いと電車の走行音のする時間が長いです。
午前4時~午前1時まで走っている電車も首都圏では多くあります。
さらに注意が必要なのは、貨物列車です。
貨物列車は、通常の電車の終電後~始発の間も走行していることもあり注意が必要です。
しかも貨物列車は、車両が長く音もうるさいことが多いです。
マンションの構造を確認
築年数が古く木造は音が響き揺れます。
逆に築浅の分譲タイプの物件は、気密性がしっかりしているのでほとんど音はしません。
実際、音がほとんどしないのに家賃だけ線路沿いというだけで、安いこともあります。
そのため、マンションの構造と築年数は確認しましょう。
線路に面していない部屋はあるか?
1Kや1Rの場合は、玄関側が線路沿いであれば、意外と部屋では音がしません。
音のする線路が玄関側のためです。
2DKや3LDKタイプは、線路側でない部屋を寝室にできるか確認しましょう。
最新のマンションでも、どうしても線路沿いの部屋は若干ながら音はします。
特に深夜や早朝は、周りの物音がないので目立ちます。
そのため、寝室を線路沿いではない部屋にできるか確認しましょう。
まとめ
線路沿い物件のメリットや選ぶポイントをまとめてみました。
一口に線路沿いといっても路線によって事情はことなります。
まずは目当ての路線の始発、終電時刻を調べましょう。
そして、さらに線路傍でどのくらいの音がするのか確認するのが良いと思います。
あと個人的には、線路沿い物件は音がしても一か月もすれば慣れます。
不思議ですが本当になれます。
そのため、音によほど敏感でなければ、線路沿い物件に住んでみるのはいかがでしょうか?
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